学校の遠足でハイキングにでかけたおにいちゃんが行方不明になってしまった――。 開発の工事によって、クレヨン王国の悪魔「アオザメオニ」の封印が解けてしまったせいで、兄の健治や校長先生たち5名が、行方不明になってしまったのです。ちほとロペは、クレヨン王国へ、兄を助ける冒険の旅に出ます。 早速助けを求めたものの、人間を助けるか、助けないか――クレヨン王国の大臣の意見はまっぷたつ。味方をしてくれた白の大臣の「モンシロチョウ部隊」を連れて、アオザメオニ封印の力をもつヤマボウシの木をさがす、ちほとロペ。でも、森の木々も生き物たちも、まったく力を貸してくれません。 一方、フナに姿を変えられた健治が暮らすよどみには、開発の手が伸びてきて、水は汚れてよどみ、干上がる寸前。 健治が命を失う前に、ちほは、アオザメオニを倒すことができるのでしょうか? |
題 名 | クレヨン王国の花ウサギ 新装版 |
著 者 | 福永 令三 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285296-8 |
点訳巻数 | 全3巻 |
点訳完成 | 2022年7月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <O.R> 点訳ボランティアを始めていなければ、出会う事がなかったであろう物語に接する事ができ、新しい発見や驚きがありました。 児童向けだけれど、大人が読んでも、楽しく、考えさせられる物語でした。 これからも点訳を通じて、色々な書籍に出会えるのが楽しみです。 |
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