小学5年生の千夏は家に代々伝わる格闘技の跡継ぎと目されている活動的な女の子。 同じ歳で隣に住む幼なじみの元春とは仲がいいのか悪いのか、 顔を合わせるたびに衝突しがちだ。 現実的でしっかり者の千夏と、映画監督を夢見て妄想を膨らませて いる元春とではタイプが違うあまりに何をやるにも食い違ってしまうからだ。 そんな凸凹コンビの前に事件が発生! 持ち前の好奇心で危険を顧みず事件に首を突っ込もうとする元春を たしなめつつも引きずりこまれていく千夏。 いつしかふたりに絶体絶命の危機が降りかかってくる! |
題 名 | わたしがボディガード!? 事件ファイル 幽霊はミントの香り |
著 者 | 福田 隆浩 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285330-9 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2024年12月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <Y.K> 1冊目が完成してから2年と8ヶ月の月日が流れ、
2冊目の点訳本「わたしがボディガード!? 事件ファイル」が完成しました。 『千夏と書いて「チカ」って読む』の点訳の仕方に苦戦し、また、ページの最後に 1行空いている場合があることを知りました。 多くの点訳ミスやそれよりも思い込みで作業を進めてしまい、 同じ間違いを永遠と繰り返してしまったことが今回の大きな反省です。 校正をして頂いた後は、土曜クラスに参加しにくくなったことがありました。 でも、やり遂げなくてはいけないという気持ちで続けました。 しっかりと教えてくださる、皆さんの忍耐力に頭が下がりました。 帰宅途中に「何かあっても、声を荒げたり、顔に出したりせずに人に接する ことは大事。私には欠けていることだ。」と思いました。 でも、数日たつと忘れている自分がいました。 そして、また、サークルで校正して頂くと…………。 メンバーの方々は、「なんて、粘り強いのだろう、継続力、 持続力があるのだろう」と、思う日々です。 その一方、私の小さな小さな積み重ねではありますが、 形になっていくことに私は大きな喜びを感じています。 このような気持ちにさせていただける場に感謝です。 |
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