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むかしむかし……、
ヒマラヤ山脈の麓、ガンジス川流域の王国にふしぎな力をもつ王子が誕生した。
生まれながらに、鳥や象たちとも心をかよわせることができる「青い目」の王子の運命とは。

大王には1人息子があった。
ニラナーヤナという名だった。
その名の由来は、青い目……。
王子の目は、生まれたときから、海のように青かった。――本文より

題 名青い目の王子
著 者三田誠広
ISBN978-4-06-215968-5
出版社講談社
点訳巻数全2巻
点訳完成2013年9月
納品先筑波大学附属視覚特別支援学校
サピエ図書館登録済み
点訳者コメント <I.E>
生きる者 全ての者の心に話かける事の出来る青い目の王子は人間の持つ   醜い欲をも包みこむ 心で 全ての 人に幸せを もたらしてくれる そんな王子の 崇高な 心に触れられる 1冊です





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