幻の青いチューリップ。
その美しさには、あやしい力が隠されている――。
16世紀のトルコを舞台にくり広げられる冒険物語!
オスマンの国の都、イスタンブル。
花を愛する都の人々が、競って咲かせようとしていたのは、
幻といわれる花、青いチューリップだった。
羊飼いの少年・ネフィは、アーデム教授とともに、
本当に“青い”チューリップをつくりだそうとするが、
チューリップをめぐる人々の運命は少しずつ変わりはじめる……。
第45回日本児童文学者協会新人賞 受賞
題 名 | 青いチューリップ |
著 者 | 新藤 悦子 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-212586-4 |
点訳巻数 | 全4巻 |
点訳完成 | 2008年2月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 ないーぶネット登録済み |
点訳者コメント | <S.S> 青いチューリップを、生み出す苦労とか、それを忌まわしいことと考える、女の子 (らーれ)の母親とか、乞食の少年、ぢぇむの助けを借りて、広い、新世界え飛び出し て行く、少年と少女の淡い恋の物語。 古い因習の世界を、出で行く、勇気と、あこがれの気持ち、素敵なお話でした。 |
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