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10歳のわたしは、ホームレスだった
児童文学作家・上條さなえ、渾身の自伝

昭和35年、父とふたり、池袋のドヤ街でその日暮らしをしていた著者を支えてくれたのは、
街で出会った人たちだった。パチンコ屋のお兄さん、やくざのお兄さん、床屋のお姉さん
……ふつうの人々がやさしかった時代を生きた、10歳の女の子の記録。

題 名10歳の放浪記
著 者上條 さなえ
ISBN4-06-213637-6
出版社講談社
点訳巻数全2巻
点訳完成2013年2月
納品先筑波大学附属視覚特別支援学校
点訳者コメント <N.Y>
作者が思い出す事さえいやだった子供時代。
ホームレス生活、いじめ等。
まわりの人たちの優しさに支えられ強く生きる事が出来たこと。
私には想像もつかないような、自分のどん底の青春時代をあからさまにして、 現代の子供たちへいじめになどに負けない強い気持ちを持って生きてほしいという、 先生の経験もある作者の願いではないかと思います。






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